この記事では、自作PCはやめとけと言われる理由について書いています。
PCを買い時に迷うのが、メーカー品を購入するか自作でパソコンを組み立てるかという点です。
YouTubeで見た、綺麗に光る透明ケース、落ち着いた外観のハイスペックPCどちらも憧れますよね。
その気持ちわかります。私も自作PCに憧れて自分で組み立ててみました。
正直、デメリットや後悔ポイントが多いのも事実です。”時代遅れ”なんて声もあります…。
そこで今回は、「自作PCはやめとけ!」と言われる理由を私の体験談ベースに紹介していきます。
自作PCはやめとけ!時代遅れと言われる理由は?
アナタも自作PCに憧れを抱いたことでしょう。私もその一人です。
いまでは自作してしまった事を後悔しているほどデメリットが多数存在しています。
私が自作PCで後悔した理由を3つご紹介します。
最終購入額が市販と変わらない
はじめに、ゲーミングPCで有名なGALLERIAと私の自作PCをスペック比較してみましょう。
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | |
---|---|---|---|---|
自作PC | Ryzen7 5800x | Radeon RX7900XT | 32GB | 2TB SSD |
GALLERIA | Core i7-14700F | Geforce RTX4070ti 12GB | 32GB | 1TB SSD |
CPUは市販のGALLERIAのほうがスペックは少し高くなっています。GPUはRadeon RX7900XTのほうがゲーム配信用途では勝っています。その他はストレージの違いもありますが、似たようなスペックになっています。
私が作成した自作PCの価格は、313,056円。
内訳は、以下。
Ryzen7 5800XT | Radeon RX7900XT | メモリ32GB (CORSAIR) | 2TB SSD (キオクシア) |
---|---|---|---|
¥49,980- | ¥139,800- | ¥12,191- | ¥17,980- |
その他外部パーツPCケース、水冷CPUクーラー、ケースファン、電源が合計93,105円。
使用用途はハイスペックなゲーム、ちょっとしたゲーム配信用で制作しました。
比較したスペックの「GALLERIA XA7C-R47T」の新品価格は296,980円。
スペックの差はありますが、もろもろを加味しても自作のほうが高い!1番後悔した点です。
ちなみに、GALLERIAと似た他メーカのPCは以下です。
G-Tune DG-I7G6T | ZEFT Z45AP | LEVEL-R7X7-LCR77 |
---|---|---|
¥299,800‐ | ¥339,800‐ | ¥309,800‐ |
少しスペックに違いはありますが処理速度、グラフィック共に似ているレベル帯がこのような価格になります。
時期によるパーツ価格の変動もありますが、自作する手間を考えても価格のメリットは少ないです。
故障時の保証がつかえない
また、故障時の保証も自作PCだと注意が必要です!
保証が使えないわけではありません。ただし自作の場合は故障個所を自分で見つけた場合のみ使用可能です。
例えば、
- PC画面が映らない→グラフィックボード、マザーボードの故障
- 電源がつかなくなった→電源キットの故障、マザーボードのケーブルショート
といったような一つの故障でも最低2か所の問題点を考えるようになってしまい、正確にどのパーツの保証を使用すればよいか判断がつきません。
パーツによっては保証してくれないものもあります。
自作ではなく市販のPCメーカーなら電話or持参ですぐ解決してくれるので大きな違いです。
しかも保証期間にも差があります。
自作PC | 市販PC | |
---|---|---|
保証期間 | 各パーツごとに1年~3年 | 基本保証1年 延長保証で最長5年 |
さらに詳しくメーカーごとに保証を紹介します。
ドスパラ | HP | パソコン工房 | NEC |
---|---|---|---|
通常:1年間 延長保証:2~5年 | 通常:1年間 長期保証:3年間 最長延長:5年間 | 通常:1年間 長期保証:3年間 最長延長:4年間 | 通常:1年間 長期保証:2年間 最長延長:3年間 |
初期設定が大変
自作PCには初期設定が存在します。
市販のPCは購入後すぐにOSが起動し、即使用可能です。
初期設定にはBIOSの設定、OSのインストールといったものがあります。
BIOS→各パーツの基本的な動きを調整する設定
OS→最も重要なWindowsのインストール
どちらもPCを動かすために必要な作業のため慎重にやる必要があります。
OSのインストールは数分で終わりますが、BIOS設定は好みの設定に合わせる為、30分~1時間は掛かります。
特に初心者だと適当に設定して、後で「冷却ファンが常時高回転」「優先ストレージが違う」と言ったような後悔をする事が多々あります。
自作PCにはメリットがない?
後悔やデメリットを挙げましたが、メリットがまったく無いわけではありません。
私が購入してよかったと思うメリットをご紹介します!
自分好みの見た目
1番のメリットは自分好みの見た目!自分が好きな見た目を作れます!
クリアケースで輝かせてみたり、水冷ホースを光らせてみたり、自分のこだわりが出せます♪
自作PCついに完成した☺️✨✨🌈
— かの (@kano0705) April 14, 2024
簡易水冷のホースが光ってるのがお気に入り pic.twitter.com/gHF5s7CfG2
昨日間に合いませんでした😭
— アプライド尾張旭店(新アカウント) (@ap_owariasahi) April 16, 2024
が完成!!!
驚異の #AGB ファン5基搭載💪💪
お部屋の印象グッと変わりますよ!!#自作PC#自作パーツ#ASUS https://t.co/BcngYQG47G pic.twitter.com/DFBOAv1qXk
しかも、苦労して組み終わった自作PCには愛着がわきます。
電源をつけるたびにテンションが上がり、作業が楽しくなること間違いなしです。
ただし、自分だけのPCにするにはパーツにこだわる為、見た目だけのパーツ代に10万、20万とかけがちです。予算はしっかり決めておきましょう!
自分に合わせたスペックにできる
市販PCの場合、基本的にPCスペックは決められています!
例えば、市販PCのメモリは基本16GBや32GB、SSDは1TBといったように容量は固定されています。
自作PCの場合メモリを最大128GBまで、SSDに関してはHDとの併用も可能で上限が無いようなものです。
また、BTOメーカーのPCはグラフィックボードがハイスペックでゲーミング特化なものばかり使用されており、オーバースペック気味になっています。
「メモリは上げるけど、グラボの性能は落とす」「容量増やして、CPUを1段下げる」など様々な選択肢を取れるので、コストカットもしやすいです!
【結論】自作PCよりも通販サイトで買った方が良い!
メリット・デメリットを色々お伝えしてきましたが、結論を言うと自作PCはやめた方がいいですね!
今ではパーツを選びながら作ってくれるBTOメーカーも多くあります。
自分で組み立てる必要なしに様々な要素を変更できるので、かなり魅力的ですよ♪
様々なメーカーの中でもおすすめメーカーを2つご紹介します。
FRONTIER
- 1993年から続く老舗のパソコンメーカー
- 購入の相談ができるので初心者でも安心
- セール時の割引率が高い
FRONTIERは30年の歴史を誇るBTOメーカーです。
国内での生産・組み立てにこだわり、高品質なPCを販売しているのが特徴です。
FRONTIERで買うメリットは、PCを始めて買う人にも優しい工夫が施されているところです。
「ぴったり相談サポート 」という窓口があり、誰でもPC選びのサポートをしてもらえます。
しかも、CPUやメモリ・SSDの幅も広く自分に合ったスペックのPCが作れちゃいます♪
ほかのBTOショップに比べて、セールの開催頻度が高いのもうれしいポイント。
セール時は割引率が高いため、誰でもいつもよりお得に購入できます。
セール中は数量限定で在庫切れしやすいので、早めにチェックしておきましょう。
「今すぐ安く買いたい」人は、基本的にいつでもセールしているFRONTIERで選びましょう。
■公式サイト
GP-ZERO
- 中古PC専門店
- 5万円以下も多く、コスパが高い
- 送料無料、アフターサービスも充実
GP-ZEROは、中古PC専門店という珍しいショップです。
現状、BTOショップには、ないといわれている”5万円以下”の格安モデルがあるのも、GP-ZEROならではです。
例えば、66,000円(税込)でPC本体・モニター・キーボード&マウスのフルセットモデルもあります。
フルセットなら購入して初期設定も簡単でスグに遊べるので、初心者の方でも安心です♪
中古だと初期不良が気になりますが、無料で修理や交換もしてもらえるので、フリマアプリなどで買うより安心です。
「中古でも構わない」人は、GP-ZEROをぜひチェックしてみてください!
■公式サイト