原神はノートパソコンだと壊れる？グラボなしおすすめは？

この記事では、原神はノートパソコンだと壊れる？について書いています。

2020年にリリースされ、美麗なグラフィックと可愛いキャラクターで未だに人気の「原神」。

スマホやタブレットで気軽にプレイできるものの、本格的にプレイしたい人には少し動作が重いのがネックですよね。

操作の安定性や気軽さを考えて、ノートパソコンでプレイできたら…と考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、ネット上では「原神はノートパソコンだと壊れる？」なんて声も…。

今回は、原神をプレイするノートパソコンのスペックや選び方、おすすめのパソコンをご紹介します。

ノートパソコンで原神をプレイすると壊れる？

それでは早速、ノートパソコンで原神をプレイすると壊れるのか紹介していきます。

そもそも原神は、文章の作成などを目的とした普通のノートパソコンではプレイできません。

厳密に言うとプレイ自体は少しできますが、処理が追いつかず音声のズレや画面のカクつきが生じて快適にプレイできません。

それだけでなく、ノートパソコンがプレイ中フル稼働することになるので、冷却性能に大きな負荷がかかり壊れる可能性があります。

そのためノートパソコンで原神をプレイするには、適切なスペックを備えたゲーミングノートパソコンが必要です。

ノートパソコンでも適切なスペックを備えていれば、原神をプレイしたときに壊れる可能性も、快適にプレイできないことも、まずないでしょう。

原神を快適にプレイできるノートパソコンの選び方

原神をプレイするためのノートパソコンの選び方は5つ。

それぞれ詳しく解説していきましょう。

CPUの性能

パソコンの操作などすべての処理を担っているのがCPUです。

人間で言うと、脳部分にあたります。この部分でパソコンのスペックがほぼ決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。

現在、主なCPUメーカーは「Intel(インテル)」と「AMD(エーエムディー)」の2つ。

下記のCPUを目安に選んでおけば問題なくゲームを楽しめるので、参考にしてみてください。

Intel(インテル)	Core i5 第12世代以上 Core i7 第12世代以上 Core i9 全世代
AMD(エーエムディー)	Ryzen 7 全世代 Ryzen 9 全世代

どちらのCPUメーカーを選んでも問題ありませんが、IntelのCoreシリーズを搭載しているパソコンが7割程度を占めてるので選びやすいでしょう。

GPU(グラフィックボード)の性能

GPU(グラフィックボード)は別名グラボとも呼ばれる、パソコンでゲームする上で重要なパーツです

その名の通りグラフィックを司ります。

このパーツのスペックが低いと、ゲームの描写にカクつきが生じてしまいます。

原神などのRPGをメインとした目的であれば、ミドルクラスの「NVIDIA GeForce RTX3060」や「AMD Radeon RX 6700XT」以上を選べば問題なくゲームが楽しめるでしょう。

ただ、FPSなど一瞬を争うゲームをプレイする可能性がある場合は「RTX3080」や「RX6900XT」などのハイエンドモデルがおすすめです。

ディスプレイの性能

原神の美麗なグラフィックを楽しむためには、サイズ感・解像度・リフレッシュレートも重要です。

サイズ

ノートパソコンはキーボードとモニターが一体型となっているため、デスクトップほどのモニターの大きさは出せません。

モニターが大きすぎるとノートパソコンのサイズも大きくなってしまい、ノートパソコンである必要がなくなってしまいます。

モニターのサイズ感は、ゲームへの没入感を感じつつも持ち運びに適した「15〜16インチ」がおすすめです。

解像度

原神のグラフィックを楽しむためには解像度も重要ですが、4Kなどの高解像度モデルを選んでしまうとゲームプレイ時に大きな負荷がかかります。

そのため、高スペックなノートパソコンでもゲーム時にはカクつきなどが生じてしまうでしょう。

ゲーム目的なら解像度は、フルHD(1920×1080)がおすすめです。

リフレッシュレート

リフレッシュレートとは、1秒間に画面が切り替わる回数です。

数値が高いほど1秒間に画面が切り替わる回数が多いので、ゲームの描写はなめらかに表現されます。

数値が高いほどもちろん良いですが、原神自体のフレームレートは60fpsがMAXなので原神については60Hzあれば快適にプレイできます。

フレームレートは「60 fps」が上限ですが、「Genshin Impact FPS Unlocker」を導入すると最大360fpsまで上限を解除できます。

また、もしもノートパソコンでFPSなどもプレイする予定なら144Hz以上がおすすめです。

ストレージ容量

最近のゲームは高画質化しているので、占める容量も大きくなってきています。

特に原神は容量が大きく初期インストール時には150GB以上が必要。

その上、原神のためだけにノートパソコンを購入する人は少ないでしょう。

パソコンに他のゲームやアプリ、写真、動画などのデータを保存しておきたいケースも多いので容量は大きいに超したことはありません。

「1TB」以上あれば、他のゲームも楽しみつつ写真などのデータを保存するのにおすすめです。

メモリ

パソコンのメモリとは、いわゆる作業台。

メモリが大きければ一緒に処理できる作業も多くなります。

特にゲームは、ブラウザなどと比べると処理する情報量も多いので、メモリが小さいと処理が追いつかずフリーズしたりクラッシュする可能性もあります。

原神に限らず、パソコンでゲームをするなら16GB以上のメモリが必要です。

原神向けノートパソコンおすすめ5選

ここからは原神のプレイにぜひおすすめしたいノートパソコンをご紹介していきます。

おすすめのノートパソコンはこちら。

商品名	Lenovo Legion 5i Gen 9	GALLERIA XL7C-R46	NEXTGEAR J6-A7G60GN-A	G-Tune P6-I7G60BK-A	LEVEL 15FX164-i7-RMPX
CPU	Core i5 13450HX	Core i7 13700H	Ryzen7 7840HS	Corei7 13700H	Corei7 13700H
GPU	GeForce RTX4050Laptop	GeForce RTX 4050 6GBLaptop	GeForce RTX4060 Laptop	GeForce RTX4060 Laptop	GeForce RTX 4060 8GB GDDR6
サイズ (インチ)	16	15.6	16	16	15.6
解像度	2560×1600 (WQXGA)	1920×1080 (フルHD液晶)	1920×1080 (フルHD液晶)	1920×1080 (フルHD液晶)	1920×1080 (フルHD液晶)
リフレッシュレート	165Hz	144Hz	165Hz	165Hz	144Hz
容量	512GB SSD	500GB SSD	500GB SSD	1TBSSD	1TBSSD
メモリ	16GB	16GB	16GB	32GB	32GB

それぞれ詳しく解説していきましょう。

Lenovo Legion 5i Gen 9

CPU	Intel：Core i5-13450HX
GPU	GeForce RTX4050Laptop
サイズ(インチ)	16
解像度	2560×1600 (WQXGA)
リフレッシュレート	165Hz
容量	512GB SSD
メモリ	16GB

LenovoのLenovo Legion 5i Gen 9は、スペックに対するコスパに優れたゲーミングノートパソコンです。

Core i5-13450HXという高性能モデルのCPU、GeForce RTX4050Laptopというどんなゲームに対しても申し分ないGPUを搭載しています。

ゲームだけでなく、動画編集などの作業も快適に行えます。

160,000円前後で購入できるので、ゲーミングノートパソコンとしてはコスパに優れているのもポイントです。

ノートパソコンでゲームを考えているなら、みんな一度はチェックしてみて欲しい商品です。

GALLERIA XL7C-R46

CPU	Intel： Core i7-13700H
GPU	GeForce RTX 4050 6GBLaptop
サイズ(インチ)	15.6
解像度	1920×1080 (フルHD液晶)
リフレッシュレート	144Hz
容量	500GB SSD
メモリ	16GB

ドスパラのGALLERIA XL7C-R45は、ゲーミングノートパソコンの初心者向け価格帯でありながら、上級者でも扱いやすいスペックを兼ね備えたモデルです。

Core i7-13700Hの高性能CPUに加えて、GeForce RTX 4050 6GBLaptopを搭載しているので、FFのような高画質ゲームもサラサラと快適にプレイできます。

RPGだけでなく、FPSゲームでも高いパフォーマンスを発揮できるモデルです。

デスクトップパソコンとほとんど変わらないスペックを備えているので、ゲーマーでも初心者でもぜひチェックしてみてください。

NEXTGEAR J6-A7G60GN-A

CPU	AMD： Ryzen7 7840HS
GPU	GeForce RTX4060 Laptop
サイズ(インチ)	16
解像度	1920×1080 (フルHD液晶)
リフレッシュレート	165Hz
容量	500GB SSD
メモリ	16GB

NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aは、安価なシリーズながら価格とスペックのバランスが取れたモデルです。

Ryzen7 7840HSの高性能CPUとGPUはGeForce RTX4060 Laptopを搭載し、FPSでも問題なくプレイできる上に、ブラウザや動画編集・視聴などの用途でも快適に使用できます。

いろいろなアプリを同時に立ち上げてもサクサク操作でき、複数のことを同時に行いがちな人にぴったりです。

色域カバー率が少し低めなので、デザイン系には使いにくいのが少しネックです。

ゲーム・動画編集・普通にパソコンを使いたい人が、安価に試せるモデルなのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

G-Tune P6-I7G60BK-A

CPU	Intel：Corei7-13700H
GPU	GeForceRTX4060 Laptop
サイズ(インチ)	16
解像度	1920×1080 (フルHD液晶)
リフレッシュレート	165Hz
容量	1TBSSD
メモリ	32GB

G-Tune P6-I7G60BK-Aは、CPUとGPUの性能が良いのはもちろん、1TBの容量と32GBのメモリを搭載したハイスペックモデル。

ゲームのプレイに対する性能も申し分なく操作できるのに、同スペックのノートパソコンよりかなり安価に購入できるのが魅力です。

普段使いでも、デスクトップの代わりにもなるスペックを兼ね備えているのもポイントです。

デスクトップをなくして、ノートパソコンのみにしようと考えている人はぜひチェックしてみてください。

LEVEL-15FX164-i7-RMPX

CPU	Intel：Corei7-13700H
GPU	GeForce RTX 4060 8GB GDDR6
サイズ(インチ)	15.6
解像度	1920×1080 (フルHD液晶)
リフレッシュレート	144Hz
容量	1TBSSD
メモリ	32GB

LEVEL-15FX164-i7-RMPXは、デスクトップ向けの第13世代プロセッサーのCPUを搭載した、高スペックノートパソコンです。

ゲームをサクサク操作できるだけでなく、動画編集やRAW現像などクリエイティブな作業にも活躍できるのが魅力です。

高いメモリスペックを備え、クリエイティブな作業を同時進行していても快適に操作できるでしょう。

ゲーミングノートパソコンらしいキーボード部分のLEDを搭載しているのもポイントです。

ノートパソコンとしても、わりと安価な部類なので新しいパソコンを検討している人みんなにチェックしてみて欲しい一台です。

まとめ

今回は、原神向けのゲーミングノートパソコンについて解説しました。

原神は、適切なスペックを備えていればノートパソコンでも遊べます。

今回ご紹介したノートパソコンの中で特におすすめは、G-Tune P6-I7G60BK-Aです。

同スペックの中でかなり安価ながら、デスクトップ並みに用途が豊富なので満足感のある一台ですよ。

ゲーミングノートパソコンに悩んでいるなら、ぜひチェックしてみてくださいね。