この記事では、ゲーミングヘッドホンのマイク無しについて書いています。
ゲーム内の音を余すことなく耳に取り込むには、ヘッドホンやイヤホンが欠かせません。
ただ、ゲーミングヘッドホンには多くの種類があり、どれを選んでいいか迷います。
マイクは別で用意する人は、マイク無しのゲーミングヘッドホンが欲しいですよね。
そこで今回は、ゲーミングヘッドホンマイク無しの選び方と、おすすめのヘッドホン5選をご紹介します。
「マイク無しで使いたい」方におすすめな、マイク着脱可能なヘッドホンも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
マイク無しゲーミングヘッドホンの選び方
はじめに、マイク無しゲーミングヘッドホンの選び方をご紹介します。
ポイントを押さえて自分に合ったヘッドホンを見つけましょう。
接続方法で選ぶ
まずは、有線接続かワイヤレス接続どちらにするか決めておきましょう。
それぞれのメリット・デメリットを知っておくと、選びやすくなります。
有線接続|安定感バツグン
有線タイプのヘッドホンは、ケーブルをゲーム機本体やコントローラーなどに差し込んで使います。
メリット | デメリット |
---|---|
・安定して高音質を楽しめる ・音の遅延がほぼない ・切断されるリスクが少ない ・電池切れの心配がない ・ワイヤレスより安価 | ・ケーブルにより自由に動けない ・断線する可能性アリ ・散らかって見える |
ワイヤレス接続|利便性に特化
ワイヤレスタイプのヘッドホンは、Bluetoothまたは、レシーバーを使って2.4GHz接続して使います。
メリット | デメリット |
---|---|
・ケーブル不要で自由に移動できる ・断線する心配がない ・ケーブルなしでスッキリと見える ・Bluetoothを通じてスマホでも使える | ・接続が不安定になりやすい ・遅延することもある ・電池切れを考慮する必要がある ・有線に比べ高価 |
有線とワイヤレス、どちらも良し悪しがあるので好みに応じて選びましょう。
「基本家でのゲームにしか使わない」なら、高音質な有線タイプ、
「外でも使いたい」なら、無線で接続がラクなワイヤレスタイプがおすすめです!
接続端子を確認する
ゲームで使うなら、使用するデバイスに対応しているか確認する必要があります。
Switch | PS4 | PS5 | PC | |
---|---|---|---|---|
【有線】3.5mmプラグ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
【有線】USB | 〇(ドック) | 〇(本体) | 〇(本体) | 〇 |
【無線】2.4GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
【無線】Bluetooth | △ | △ | △ | 〇 |
Bluetooth接続をするには、別途「トランスミッター」を購入して接続します。
トランスミッターは低遅延のものを選ぶと、音にズレを感じず快適に遊べるでしょう。
Switchの場合、TVモードで遊ぶときはUSB接続できますが、携帯モードで遊ぶときはUSB接続ができません。
そのため、Switchで有線接続するなら、携帯モードでも使える3.5mmプラグのヘッドホンがおすすめです。
音質で選ぶ
臨場感溢れるゲームプレイをするには、ヘッドホンの音質も重視したいところです。
BGMやキャラクターボイス、草木が揺れたり風が吹いたりする音も、心地のいい音を提供してくれます。
特に、FPSだと敵の足音や銃声の方向を正確に感知しやすくなり、勝利へとつながります。
高音質のヘッドホンを選ぶには、以下をチェックしましょう。
- ドライバーユニットサイズ
- 7.1chサラウンドサウンド
ドライバーユニットとは、音を生成する主要な部分のことで、ヘッドホン内部に組み込まれています。
なるべく大きいものを選ぶと、高音質のヘッドホンを探し出せるのでおすすめです!
7.1chサラウンドサウンドに対応していると、映画館のように前からも後ろからも音が聞こえてくる感覚を味わえます。
オープンワールドやRPGなど、広大なフィールドを駆け巡るゲームには、立体的に聞こえる「7.1chサラウンドサウンド」搭載のヘッドホンがイチ押しです!
装着感で選ぶ
長時間のゲームも疲れにくくするには、ヘッドホンの耳当て部分にも注目しましょう。
イヤーパッドはメーカーによって、素材やクッション性が大きく異なります。
■イヤーパッドの素材
- 革、合皮(耐久性が高い、高級感)
- 不織布(使い捨てで清潔、安価)
- メッシュ、布(通気性が高い)
また、頭部に負担のかかるヘッドホンは、軽量タイプのものや、圧迫感の少ないものを選ぶといいでしょう。
ヨドバシカメラやビックカメラなど、店頭で実際に試すのもおすすめです。
マイク無しゲーミングヘッドホンおすすめ5選
ここからは、マイク無しゲーミングヘッドホンをご紹介していきます。
マイクのないヘッドホンは少ないので、取り外しできるヘッドセットや、内蔵マイクでスッキリしたデザインのものを選びました!
ぜひ参考にしてみてください。
Anker Soundcore Life Q30
まずは、Ankerから登場しているワイヤレスヘッドホンです。
人気の秘訣は以下の4つ!
- 周囲の音を除去するアクティブノイズキャンセリング
- ハイレゾ対応で繊細なサウンド
- 最大40時間の連続使用可能
- フィット感の高いイヤーカップとヘッドバンド
ノイズキャンセリングには交通機関モード・屋外モード・屋外モードの3つのモードがあります。
交通機関モードなら、電車内の騒音を最小限に抑えてくれるので、音楽やスマホゲームも集中して楽しめます!
ドライバーは40mmと大きく、低音の強い迫力のあるゲームを体験できます。
ただ、ワイヤレスで遅延が発生しやすいので、タイミングがシビアな音ゲーや、ガッツリFPSをプレイすることに向いていません。
音楽を聴いたり映画を見たり、ゲームをのんびり楽しみたい方には、とても使い勝手のいいヘッドホンでおすすめです!
OneOdio A70 ワイヤレス ヘッドホン
OneOdioとは、10年以上オーディオ機器の製造と開発を手がけてきたメーカーです。
主な特徴は以下のとおりです。
- 72時間連続再生可能
- Bluetooth5.2搭載
- クッション性のある大口径イヤーパッド
- 折り畳み可能
- おしゃれな6種類のデザイン
一番の特徴は72時間の、長時間再生が可能なことです。
休日は時間を忘れてゲームしたい人も、バッテリー残量をあまり気にせずに思い切り楽しめます!
ヘッドホンの中では比較的安価なのもうれしいポイントです。
コスパのいいワイヤレスヘッドホンを探している方に、いかがでしょうか?
ソニー WH-1000XM4
続いて、オーディオ機器にも強いソニーのワイヤレスヘッドホンです。
主な特徴は以下のとおりです。
- シーンに合わせてノイズキャンセリングを最適化
- 柔らかい低反発ウレタン素材
- 装着検出機能を搭載
- 重さ約254gと軽量
- 10分の充電で5時間再生可能
最大の特徴は、周りの環境に合わせてノイズキャンセリングを行ってくれることです。
重さ254gとほどよい軽さで、イヤーパッドも柔らかく耳や頭への負担が抑えられます。
ゲームに没頭したいなら、高性能のノイズキャンセリングを持つ「WH-1000XM4」がイチ押しです!
オーディオテクニカ ATH-G1
オーディオテクニカとは、60年以上の歴史がある老舗の音響機器メーカーです。
特徴は以下のようなものがあります。
- 45mmの大口径ドライバー
- ファイナルファンタジーXIV 推奨周辺機器
- 通気性に優れたヘッドパッドとイヤパッド
- 1,300mWの最大入力性能
- 取り外し可能マイク
ほかのヘッドホンのドライバーは、大きくても40mmが多いなか、こちらは45mmとさらに大きいのが特徴です。
有線接続なので、バッテリー切れや遅延によるストレスもありません。
ブームマイクは取り外しできるので、マイクを使わない人でも問題ないですよ。
3.5mmプラグ接続なので、SwitchやPS4/PS5でも相性のいいヘッドホンです!
ロジクール G ゲーミングヘッドセット G433
ゲーム用デバイスを提供するロジクールGは、世界中でも人気のブランドです。
主な特徴は以下のとおりです。
- 259gの超軽量型
- 7.1サラウンドサウンド搭載
- イヤーパッドはメッシュ素材を使用
- 40mmの大口径ドライバー
- 着脱可能なブームマイク
超軽量型なので、重いヘッドホンが苦手な人におすすめです。
メッシュ素材で蒸れにくくクッション性があるため、メガネをかけたままでも痛くなりにくいとの評価を得ています。
7.1サラウンドサウンドは、前後左右どこからの音も聞こえやすくなり、ゲーム内の敵を正確に把握するのに役立ちます。
ブームマイクは着脱可能なので、不要なときは取り外して通常のヘッドホンとして使えますよ。
耳の蒸れが気になる人は、通気バツグンなG433がおすすめです!
まとめ
今回は、マイク無しゲーミングヘッドホンの選び方とおすすめ5選をご紹介しました。
選ぶ際はまず接続方法を確認し、自分の使い方に合ったものを選びましょう。
Bluetoothで接続する場合には、別途「トランスミッター」を忘れずに用意することも大切です。
イヤホンに比べ遮音性に優れたヘッドホンは、そのぶん疲労感を感じやすいデメリットがあります。
そのため、イヤーパッドのクッション性や素材を確認し、頭と耳への負担のないものを選ぶといいでしょう。
長さが調整可能であれば、頭の小さい人でもフィットしやすくなります。
ゲーミングヘッドホンは大体マイクが付いていますが、通常のヘッドホンのように使いたいなら、取り外しできるものを基準に選びましょう。
ヘッドホンはイヤホンより高価になりやすいので、選び方に気を付けながら気になるものを見つけてみてくださいね。
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