この記事では、スイッチは中古で十分?について書いています。
多くの方に愛されているSwitch(スイッチ)
大人から子供まで楽しめるので買いたいと思う方は多いですよね。
しかし、スイッチの新品は現行モデルでも3万円以上するので、できれば中古で安く買いたいところです。
とはいえ、一度人の手に渡ったゲーム機を使うのは、なんだか不安があります。
中古であっても安くない買い物なので、後悔したくないですよね。
そこで今回は、スイッチは中古で十分?をテーマに、中古で買うデメリット・メリット、注意点を紹介します。
これからスイッチを買う予定の人は、購入前に参考にしてみてください。
Switch(スイッチ)は中古で十分?
それでは早速、スイッチは中古で十分なのか紹介していきます。
結論から言うと、
中古はデメリットが多いのでオススメできません!
安く購入できても、満足できない使い心地になる恐れがあるからです。
中古は、バッテリーやハードの劣化、保証が付かないなど、問題点が多くあります。
外見がきれいであっても、内部が損傷している場合も。
特に、バッテリーの劣化は見落としがちですが、気を付けなくてはなりません。
前に使っていた人がフィルムやカバーを付けて、丁寧に扱っていたとしても、毎日3年以上プレイしていれば、バッテリーがかなり消耗された状態になります…。
バッテリーの持ちが悪いと、頻繁に充電する必要がでてきます。
携帯モードで持ち歩いて使いたい人にとって、充電の持ちが悪ければ使い勝手が悪くなります。
スイッチは約800回繰り返して充電すると、新品購入時の約80%までバッテリーが消耗します。
参考:【Switch】本体やコントローラーの内蔵バッテリーの寿命はどれくらいですか?
スイッチの中古は、新品と比べて問題点が多いのでやめたほうがいいですね。
Switchは、買う場所によってはお得に買うことできます!
別記事の「Switchはどこで買うのがお得?」で新品を5,000円ほどお得に買う方法を紹介しているので、是非チェックしてください。
中古のSwitch(スイッチ)を買うデメリット
ここからは、中古のスイッチを買うデメリットをご紹介します。
主に4つのデメリットがあります。
- バッテリーが消耗している
- すぐに壊れる恐れがある
- 保証サービスが受けられない
- 本体がBANされている可能性
バッテリーが消耗している
先ほど説明したように、中古のスイッチはバッテリーが消耗しています。
前使っていたという事実がある限り、バッテリーの持ちは新品に比べて確実に落ちています。
本来の、フル充電後のバッテリー持続時間は以下のとおりです。
スイッチ(有機ELモデル/現行モデル):約4.5時間~9.0時間
スイッチ(旧モデル):約2.5時間~6.5時間
スイッチライト:約3.0時間~7.0時間
充放電を繰り返すと、バッテリーが劣化し、持続時間が減るんです。
充電できなくなったり、充電しても長く使えなくなったりしたら、バッテリー交換をする必要があります。
注意しておきたいのが、中古のスイッチは保証期間であっても無償で修理を頼めないこと。
スイッチの中古品でバッテリー交換をするなら、修理代として4,950円かかります。
参考:修理の参考価格 Nintendo Switch
中古で安く買えても、修理代を含めれば新品を買える値段になります。
しかし、修理代を出し惜しみすると、バッテリーがすぐ減り、いちいち充電する手間も付きまといます。
新品を買ったほうが、バッテリーの劣化を気にせず快適に遊べちゃいます。
故障する可能性が高い
中古のスイッチは、故障する可能性も高いです。
中古の大きなデメリットは、前の人の使い方によって故障のリスクが上がっています。
- 落としたりぶつけたりして、変形しているかもしれない。
- 前の人が乱暴に扱っていたら、内部が破損している。
- ジョイコンが消耗している可能性がある。
特に、スイッチは持ち歩いて遊べるのが魅力的なハードです。
それゆえに損傷しやすいリスクもあります。
もし以前の人が乱暴な扱いをする人であれば、変形や損傷による故障のリスクが高くなります。
私も、中古のスイッチを購入しましたが、すぐにジョイコンの調子が悪くなりました。
自分で修理キットを使って直しましたが、手間と時間がかかり、もちろん修理代も払うハメに。
修理キット代で2,000円かかったので、中古本体の代金に上乗せすると、新品を買ったほうがお得だったなと後悔しています。
中古品は、誰がどんな使い方をしていたのか、不明なのが怖いところです。
故障のリスクを考えて、初期不良でも無償で修理してもらえる、新品を選んだほうがいいでしょう。
特にジョイコンは壊れやすいので注意が必要です。
保証サービスが受けられない
中古のスイッチは、任天堂のメーカー保証が受けられません。
新品で購入した場合、保証期間は購入日から1年です。
保証期間内であれば、無償で修理をしてもらえます。
修理対象は、ユーザー側が正しい使い方をして発生した故障に限ります。
中古の場合、購入して1年以内であっても修理代は自腹です。
ただ実店舗で購入すれば、短期間ではあるものの保証サービスがあるところもあります。
本体がBANされている可能性
中古のスイッチを買うと、本体がBANされているものを選んでしまうかもしれません。
BANとは、「アカウント停止」を意味します。
前使っていた人が、チートや改造など不正行為をしていた場合、任天堂からBANの措置を取られます。
BANの種類には3種類あります。
- 本体BAN
- アカウントBAN
- IP BAN
この中で一番厳しいものが、本体BANです。
本体自体がBANされているので、初期化しても何をしてもBANの解除は不可能。
オンラインで遊べないだけでなく、eshopにもアクセスできません。
中古のスイッチでBANされていたら、友達・知人とマルチプレイで遊ぶこともできません!
BANのスイッチを引きたくないなら、中古を取り扱っているゲームショップを選びましょう。
購入前に本体を確認できるので、BANのスイッチを引く確率を減らせます。
中古のSwitch(スイッチ)を買うメリット
もちろん、中古のスイッチを買うメリットもあります。
- お得に購入できる
- 限定モデルが買える
それぞれ、説明していきます。
お得に購入できる
中古なので、新品に比べて安く購入できます。
ですが、初期コストを抑えたい人にとって、中古はありがたい存在。
あとから発売された有機ELモデルも、メルカリだと約32,000円(税込)で購入できます。
定価だと37,980円(税込)するので、約6,000円安く買える計算に。
「多少の使用感があっても気にしない」人は中古で購入してもいいでしょう。
限定モデルが買える
当時入手できなかった限定モデルも、中古であれば購入できます。
発売当初は入手困難で、手に入れたくても買えなかった人も多いでしょう。
過去に発売された、スイッチの限定モデルは以下のものがあります。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALセット
- ドラゴンクエストXI S ロトエディション
- あつまれどうぶつの森セット
- モンスターハンターライズ スペシャルエディション
このほかにも、有名なゲームタイトルを中心に限定モデルが出ていました。
新品だとまだ高いですが、中古であれば、通常のスイッチ中古と同じくらいで購入できます。
これからスイッチを購入したい人は、過去の限定モデルを安く購入できるチャンスです。
限定モデルはデザインにこだわっていて、キャラクターやロゴが描かれています。
好きなゲームタイトルであれば、ゲームがより楽しくなりそうです。
中古のSwitch(スイッチ)を買う時の注意点
どうしても中古のスイッチを買いたい場合には、以下の2つに気を付けてください!
- 付属品がそろっているか確認する
- ハードの状態を見極める
それぞれ詳しく解説していきます。
付属品がそろっているか確認する
中古のスイッチを購入する際は、付属品がそろっているか確認します。
それは、中古で安く売られていた場合、付属品が欠品している可能性があるからです。
スイッチの付属品は以下のとおりです。
- Nintendo Switch本体
- ジョイコンL,R(セットにより色が異なります)
- Nintendo Switchドック
- ジョイコングリップ
- ジョイコンストラップ
- Nintendo Switch ACアダプタ
- HDMIケーブル
- セーフティーガイド
中古だと、ACアダプタやHDMIケーブルが不足しているケースがあります。
その場合には、自分で用意する必要があり、すぐに遊べないかもしれません。
もし、すぐに売りたいときも、付属品があれば商品価値を落とさずに売り出せます。
ハードの状態を見極める
中古でスイッチを購入したい場合は、ハードの状態をしっかり確認します。
ぱっと見「きれい」と思っても、画面のキズや裏側に損傷があるかもしれません。
本日中古のSwitchをメルカリにて購入したのですが裏側に引っ掻いたような傷がついていました
— キ (@paburon_black) November 29, 2020
そもそもなんでこんなところに集中的に引っかき傷があるのでしょうか?出品者はSDカードが開けられないため出品者したと言っていましたがSDカードはすぐ開きました pic.twitter.com/mBBUBxlt6Z
中古で極端に安いのには、そういった理由があるのです。
今はフリマアプリも主流ですが、中古で買うなら実店舗での購入がおすすめ。
どうしてもフリマアプリで買いたい場合は、出品者へ気になる点を問い合わせましょう。
どの程度のキズや汚れなのか、写真を撮ってもらうと安心できます。
使用期間を確認する
中古のスイッチを選ぶ際には、購入してから使用期間が2年以上のものは避けましょう。
使用期間が2年を超えると、内部基板の劣化やバッテリー寿命が心配されます。
スイッチの内部基板は、ICチップやコンデンサなどの部品が、長期間の使用や発熱により劣化していきます。
バッテリーも同様に、毎日プレイして充放電を繰り返すと、およそ2〜3年で寿命を迎えます。
たとえ、使用者が丁寧に扱っていても、使用期間が長いとその分スイッチが壊れやすくなるのです。
中古のスイッチを買うなら、購入からどのくらい経ったのか確認しておきましょう。
まとめ
スイッチを中古で買うのは、やめるべきですね!
- バッテリーが消耗している
- すぐに壊れる恐れがある
- 保証サービスが受けられない
- 本体がBANされている可能性
バッテリーの問題や、故障のリスク、保証のことを考えると新品のほうがおすすめです。
中古で初期費用を抑えても、ハズレを引いてしまったら、修理代がかかる可能性があります。
新品であれば、メーカー保証があるので、初期不良も無償で修理してもらえます。
多少高くても、長く使うことを考えれば新品で買ったほうがお得でしょう。