この記事では、「FPSでのモニターの高さ」、「FPSで画面との距離」をテーマに書いています。
FPSを長時間プレイしていると、体がひどく疲れたりゲームに集中できなくなったりした経験はありませんか?
FPSをプレイする際は、長時間モニターを凝視し安定したプレイ操作を行うためにアナタの体に合った楽な姿勢でプレイする必要があります。
そのため、ゲーミングモニターやデスク・椅子など周辺環境の調整が必要になります。
モニターの高さや画面との距離、デスクや椅子の高さなどが自分に合っていないと、ゲームのプレイに支障が出るだけでなく体の不調にも繋がります。
難しそうに感じるかもしれませんが、ポイントを掴めば誰でも簡単に行えます!
今回は、FPS中のモニターの高さや画面との距離、デスクや椅子の高さなどの調整方法をわかりやすく説明していきます。
ぜひこの機会にご自身のプレイ環境を見直してみてください!
FPSで適切なモニターの高さ
FPSで適切なモニターの高さは、目線を真っ直ぐにしたときにモニターの中心よりやや上部に合う高さがベストです。
つまり、モニターの中央を見る時は少し目線が下がる状態となります。
この高さに合わせることで目線を上げすぎたり下げ過ぎたりすることがなく、眼精疲労や首への負担を改善できます。
また、視線を落として画面を見ることにより、まぶたを少し閉じた状態を維持できるためドライアイを軽減することができます。
モニターによっては高さ調節ができないものもあるので、その場合はモニタースタンドやモニターアームの購入がおすすめです。
モニタースタンドは安価でスタイリッシュなものが多くあり、モニターアームは柔軟性が高く、モニターの高さや角度を自由に調整できることができます。どちらもデスク周りの整理整頓にも有効なので、気になる方はチェックしてみてください。
FPSで適切な画面との距離
続いてご紹介するのは、FPSにおける画面との距離です!
FPSで適切な画面との距離は、モニターサイズによって変わります。
今回は、ゲーミングモニターとして主流な24インチモニターを例にして説明していきます。
FPSをプレイする際、一般的にモニターから50~60cm程度の距離を空けると良いと言われています。
モニターとの距離を変えることによって以下のような効果があります。
モニターとの距離が近い場合
【メリット】
・遠くの敵が視認しやすい
・没入感が向上する
【デメリット】
・視線を動かす範囲が広くなる分、目が疲れやすくなる
・敵の動きが早く見える
モニターとの距離が遠い場合
【メリット】
・全体を無理なく見渡せる
・目の疲労を軽減できる
・敵の動きが遅く見える
【デメリット】
・遠くの敵は視認しにくい
・文字やUIのサイズ調整が必要
このように、意外とモニターとの距離がプレイに及ぼす影響は大きいです。
さらにお伝えしたいのは、モニターとの適切な距離は人によって大きく異なるということです。
国内トップレベルのプロeスポーツチーム『DetonatioN』に所属するプロゲーマー達のゲームスタイルを過去に取材した記事がとても興味深いです。
この記事にあるように、プロゲーマーの中でもモニターとの距離やプレイスタイルは人それぞれです。
他のプレイヤーを参考に、色々試しながら自分のプレイスタイルを探してみるのも楽しそうですね♪
また、FPSには適切なモニターサイズが存在します。
別の記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
FPSで適切なデスクの高さ
FPSのプレイ環境を整えるうえで、デスクの高さは最も重要だと言えます。
ホームセンターやネットで販売されているデスクの高さは70~80cm程度のものが多いです。
これは一般成人男性にフィットする高さであるためと言われています。
しかし個人の体格差により適切なデスクの高さは異なり、高さが合わないと肩こりや首の疲れの原因となります。
そのため自分の体型に合ったデスクを探す必要があります。
ゲーミングデスクやチェアを扱う『Baunhutte』のHPでは、身長に応じて最適なデスクの高さを計算してくれる便利な機能があります。
Bauhutteから発売されている昇降式デスクは、身長やプレイスタイルに合わせて自由に高さを調節することができ人気です。
他にも、使い勝手が良い昇降式デスクがいろいろ販売されています。
ゲームやPC仕事など用途に応じた使い方がしたい方、身長差のある家族とシェアしたい方・様々なプレイスタイルを楽しみたい方は、ぜひ試してみてください。
FPSで適切な椅子の高さ
FPSをプレイする方なら、1日の大半をゲームに費やすという人も少なくないと思います。
それほど多くの時間を過ごすなら、ゲーミングチェアは良いものにこだわりたいですよね。
FPS用の椅子を選ぶ際に最も重要なのは、「長時間同じ姿勢でも疲れにくい姿勢であるか」「ゲーム中のプレイ操作を安定して行えるか」の2点です。
体への負担を軽減し腰痛を軽減するために推奨されている座り姿勢があります。
ご自身の椅子に座りモニターをまっすぐ見つめた時に、このような姿勢になっていますか?
この姿勢がとれていない場合、椅子の高さが体に合っていない可能性があるので、合うものに調節してみてくださいね。
結論:自分に合った姿勢を見つけるべき
ここまで様々なポイントを説明してきましたが、一番大事なことは『自分に合った姿勢を見つけること』です。
私の友人にPADでAPEXをプレイしている人がいますが、椅子の上にあぐらをかいてFPSをするのが彼のプレイスタイルです。
組んだ足の上でPADを操作するとエイムが安定するとのことで、彼はそのプレイスタイルでAPEXの最上位であるプレデター帯を維持しています。
適切なゲーム環境というものは人それぞれです。
そのため他の人のスタイルを参考にしながら、自分だけのゲーム環境を整えていく必要があります。
それもゲーマーとしての醍醐味のひとつではないでしょうか。
まとめ
FPSのプレイにおいてゲーム環境の調整はとても重要です。
デスクや椅子の高さ、モニターの高さや画面との距離など、ゲーム環境が自分の体に合っていないと肩こり・腰痛の原因となったり、プレイにも影響をきたしたりします。
そこで、ゲーム環境の工夫により『疲れにくく、プレイに集中できる姿勢』を手に入れることが必要です。
今回は適切なゲーム環境を調整するためのポイントをいくつか挙げているので、それを参考にしてみてください。
ただし、最も重要なのは『自分に合ったプレイ姿勢を探すこと』です。
個人の能力や体格差により、適切なプレイ環境は異なります。
最適なプレイスタイルの獲得により、疲労の軽減・プレイスキルの向上・集中力アップなどが期待できるかもしれません!
この記事を読んで、ご自身に合ったゲーム環境を見つけることができたら幸いです。